ビジネス学びブログ

こばやしただあきの学んだことなどについてのブログ

長い時間軸から見ること

歴史と方向性

ドラッカー氏は、自分のことを「社会生態学者」と言っていたらしい。社会の観察者と言ったところの意味です。

そして、歴史も好きだったし、詳しかったようです。

わたしは歴史は過去のことなのであまり興味はないですが、人間の歴史を見ると、「方向性」があるということがわかります。

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方向性がある

昔、学生時代に、「フェミニストかどうか」と人に質問をされたので、そうだと答えらたら質問した人に笑われたことがありますが、今、フェミニストかどうかという質問自体が愚問というか、そんなのは「当たり前」ぐらいに考え方としてはなっていると思います。(現実がそうなっているかはまた別として)

男女同権というか、差別はなくなる方向へと少しずつ進んでいる。

 

長い時間軸で見ると、方向性や流れがある。

 

時代が追いついてくる

わたしは、たいてい少数派で、あとから時代が追いついてくる感じがあります。
それは、自分の感覚や歴史観から、こうなるだろうというところに向けているからでしょう。
現実は大切ですが、現実だけ見ていると、現実が変わるものだということを忘れがちです。

 

時代の流れのなかで、いい仕事を

こういう意味での少数派であることに慣れてしまうと、他人の評価はあまり気にならなくなります。

2000年ぐらいから、方向性として、「個人」で働く時代になっていくのではないかと思っていました。

それは、企業に属しているかどうかという話ではなくて、個として、仕事ができるかどうか。他人と協力しつつ、仕事ができるか。

たぶん、これからさらにそういう人が活躍する時代になっていくのだろうと思います。

自分を活かしつつ、他人と協力して、時代の流れのなかで、いい仕事ができるようにしていきたい。そう思います。

「エネルギー」と「灯台」。長く続けることが大切な理由

動かすためのエネルギー

何かしらの成果を上げるには、エネルギーを傾ける必要がある。

動かすためのエネルギー。

 

一気にエネルギーをかけるという方法ももちろんあるし、必要。
ただ、その方法は、結構みんなやっている。

 

灯台・小さいエネルギーを長い期間注ぐこと

意外とやっていないのが、小さいエネルギーを長い期間注ぐこと。
ブログやメルマガを10年以上やっていると、長くやることの価値や意味がわかる。

 

それは、例えると、灯台みたいなもの。

ずっと光を絶やさないで、光っている。

そこにあるということがわかる。

 

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灯台が、支点になる

そういう自分にとってや他人にとっての灯台を維持するために、ちょっとしたエネルギーを継続的に注いでいく。

そうすると、そこがレバレッジのテコの支柱、支点になって、大きなエネルギーを加えたいときに、大きなテコを効かせられるようになる。

もちろん、これは比喩です。いつもそこにあるとわかるというのは価値があるということのたとえです。

 

長く続ける意味

「灯台」がない人がうまくいかないのは、テコの柱、支点がないから。

そして、その柱を育てるには、時間がかかるから、ちょっとしたエネルギーを継続的に注ぐ。

長く一つのことを続ける意味は、こういったところにもある。

 

1つのことを長く続けられる技術

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  • 作者: こばやしただあき
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エネルギーを長く注ぐ。

そういうものの価値を考えると、続けることの意味もまた変わってきますね。

思考の自由度があると

思想信条の自由。

というのがありますよね。

 

自由なので、自由にすればいいのですが、意外と自由になれない。

思い込みがあるというか、頭の中を自由にするのは、意外とむずかしい。

 

わたしは、なるべく、頭の中は、自由にしておきたいと思っていました。

身体やこの世界は、不自由というか限界がありますが、頭は、そこまで限界がない。

 

そうなると、大切なことは、こだわるかこだわらないか。

こだわり始めると、ある意味不自由です。

 

だから、なるべくこだわらない。

大切なこと以外は、こだわらない。こういうことを大切にしてくると、小さいことはどうでも良くなってくる。

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ここまで来ると、頭の中が自由になって、いろいろなことが考えられるようになってくる。

 

そうすると、世界の見え方も変わってきて、楽しくなってきます。

 

思考の自由度を高める。

ここには、こだわってみるとおもしろいことを考えやすくなるかもしれません。

観察の大切さ。口は一つ、耳は二つ。目も二つ。

口は一つ、耳は二つ。

だから、人の話を聞きましょう。

こう言ったりします。確かにそうですね。聞くことでわかることがありますから。

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目も二つ

それに加えて、目も二つです。

 

目でよく見る、というのも大切だと思っています。

 

同じものを見ていても、見えている人もいれば、見えていない人もいる。

 

その理由は、いろいろとあるでしょう。

それぞれについて、対策を考えるというのもあると思います。ただ、その前に、見ようとしないことは、見えません。

 

受け取ろうとしないことには、受け取れません。

 

わかろうとしないことには、わからない。

そういうのはありますね。

 

受け取ろう、わかろうとすること

耳にしても、目にしても、観察しようとすること、受け取ろうとすることが大切なんですよね。

わかろうとする人には、いつかわかるときがくる。そういうものだなと思います。

「勇気」より「試してみる」

「◯◯をやると良い」とこちらが言うと、それには「勇気」が必要と相手から返ってきたりします。

まあ、言いたいことはわかるのですが、こちらは、それほどの勇気が必要なことは言っていなかったりします。

 

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勇気を出さないと、できないことは、リスクが相当高い、もしくは高いと感じていることですよね。
そういうことは、一旦保留にして、簡単にできることから始めると良いですよね。

 

起業する前に、週末起業するとか。
ブログを始める前に、Twitterをやってみるとか。

 

勇気とか覚悟が必要とか、日本人の気質なのか、思い込みなのか、格好をつけたいのか、よくわかりませんが、やらない理由にしているとしたら、何か違いますよね。

 

上手くできる人は、少しずつステップアップしているんですよね。
いきなり大きくは、やらない。できそうなところから、積み重ねていく。

 

そうそう、「在り方」が大切、と言われるとよくわからなくて動けなくなる。
だったら、動けるところから「やってみる」と良いんですよね。

嫌いだからやらない。ではなくて、できそうなことでやって良さそうなら、やってみて判断する。

 

全部同じことのように思うんですよね。
やらない理由を見つけては、動かない。


そうではなくて、「勇気」とか「在り方」とか、そんなものなくても、試してみて、いいものを残せば、少しずつわかってくるんですけどね。

 

勇気や在り方より、試してみる。

 

できないと思うなら、できそうなところからやる。それを積み重ねて、できるようにしていく。
そうすると、うまくいくとはどういうことかも、わかってくるはずですよね。たくさんの失敗と、少しの成功から。

「誰に学ぶか」と「何を学ぶか」

誰に学ぶか

誰に学ぶと良いか。

 

わたしは、基本的に、誰からでも学んでいます。

成功している人、有名な人などには、こだわりません。失敗している人からも学びますし、子どもから大人まで、誰から学ぶかこだわりはありません。

 

すべての人から学ぶ。

意識しているわけではないですが、そんな感じになっています。

 

何を学ぶか

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何を学ぶかは、知りたいことを学ぶと良いと思っています。

つまり、自分の興味に合うものを学べばよいですね。

 

心がけているのは、「ほんとうのこと」を学びたいと考えています。

ほんとうではないことかどうか。

これを見極めたいところですし、そのために、学んでいると言ってもいいかもしれません。

 

ほんとうのことを学ぶために、どうするか?

科学的なアプローチが一番良いでしょうね。

 

非科学とか超科学とか、確かめられないことは、そういうこともあるぐらいで考えるのが良いのではないでしょうか。

 

科学的なアプローチをするかどうか。誰に学ぶかよりも、大切にしたいところです。

なぜなら、ほんとうでないことを追求して、ほんとうには行きつけないでしょうから。

見えないことは、わかりにくい

目に見えないことは、わかりにくいですよね。

 

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たとえば、「勇気」。

勇気とはどういうことでしょうか?

 

感情でしょうか?それとも、行動でしょうか?

 

行動なら、目に見えるでしょうから、何となくわかります。

しかし、感情としての「勇気」は、外からはわかりません。他人には感情や気持ちの面での勇気はわかりません。

自分にも、感情として、勇気があるかどうかはわかりにくいでしょう。

 

見えないことは、わかりにくい。

わかりにくいと、具体的にすることがむずかしいので、行動につながりにくいです。

行動につながらないと、なかなか思うような成果にもつながらない。

 

わかりにくいことは、ハッキリさせるか、深追いしないほうが良いのでしょうね。